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その局所排気装置、フードの吸引不足ではないですか?
WRITER:SOUMU
皆さんこんにちは、総務部女子です!!
お問い合わせとして、お客様から
ドラフトチャンバーの吸引がきちんとできていないような気がする…
とご相談されることがあります。
それはきっと、
フードの吸引能力不足
が挙げられる可能性アリ!です。
フードの吸引能力不足、いわゆる制御風速不足!
制御風速がでていなければ、排気量が不足しているため
排気がうまく行われません。
まずはどこに原因があるのか、下記の一覧を見てください。
沼野雄志. “第18章 工事完成時の点検と性能が出ない場合の対策”. 新やさしい局排設計教室.株式会社 丸井工文社, 2005
上記の図をご覧いただく通り
様々な要因が考えられます。
このほか、具体的な要因として
・ベルトがスリップして回転数が低下している
・ダクト、除じん装置等に粉じんが堆積している
・フード開口面の直前に物が置かれていて吸引気流が妨害されている
などが挙げられます!
なかでも一番多いのは
「ファンの回転不足」ではないでしょうか。
ファンは回転数を考えて選定しますから、
やはりこの回転が不足してしまうと排風量に問題が生じてしまいます。
ではではファンの回転が不足している原因として…
ダクトの配管不良
回転方向が逆
基礎が弱い
Vベルトの貼り間違え 等々
やはりこちらも考えられることがたくさんあります。
どれも配管時のちょっとしたミスが原因で回転数が不足しているケースですね。
※回転方向が逆になっていただけで
風量が半分になっていたという話もあります。
排気には装置の機能だけでなく、
そこにまつわるすべての部材が重要だということがわかりますね。
原因を突き止めるにはたくさんのチェック項目があります!!
様子がおかしいということがあれば、
ぜひTAKASHOまでご相談ください!
【関連ブログ】
局所排気装置は定期点検が義務付けられています
ドラフトチャンバーについて紹介します!
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