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有機溶剤とは?

WRITER:SOUMU
皆さんこんにちは総務部女子です。
もう春ですね🌸
すでにバタバタとしているわたしですが、豊潤サジーと子供たちの笑顔に
癒されながらなんとか日々を乗り越えている今日この頃です!!
さて、今日はよくお問合せ等で耳にする『有機溶剤』というワードですが、
ずっと前から何だろうと自分の中で疑問でしたのでちょっと調べてみることにしました。
有機溶剤(有機溶媒)とは、有機化合物を溶かすために使用される液体のことです。
主に炭素(C)を含む化合物でできており、水には溶けにくいが、油脂や樹脂をよく溶かす性質を持っています。
<代表的な用途>
・塗料(ペンキ、スプレー、インク)
・接着剤(ボンド、シーリング材)
・洗浄剤(金属・電子部品の洗浄)
・化学製品の原料(医薬品、化粧品、香料)
だそうです。個人的に匂いも結構しちゃう系なのかなと思ったり。
また、有機溶剤は便利ですが人体や環境に悪影響を及ぼすことがあるようです。
✅人体への影響
吸入すると中枢神経系を麻痺
例:シンナー中毒、めまい、頭痛
長期使用で健康被害
肝臓・腎臓障害、発がんリスク(ベンゼンなど)
皮膚刺激・アレルギー
皮膚炎やかぶれを引き起こすことがある
✅環境への影響
大気汚染(VOC:揮発性有機化合物)
水質汚染
有機溶剤は便利な一方で、揮発性・毒性・引火性があるため、適切な管理と安全対策が不可欠です。
①作業環境の確保 (換気・排気)
有機溶剤は揮発性が高いため、適切な換気が必須!
✅ 局所排気装置を使用する
・揮発ガスを素早く排出し、作業者の吸入を防ぐ
・フード、ダクト、排気扇を適切に設置
✅ 屋内作業では、強制換気を行う
・扇風機・換気扇を活用し、空気の流れを作る
・密閉空間での使用を避ける
✅ 作業場の有機溶剤濃度を測定する
・有機溶剤測定器を使用し、濃度管理
・許容濃度を超えないよう定期的に確認
②適切な保護具の着用
✅防毒マスク(有機ガス用)を着用
✅ 保護メガネ・ゴーグルの使用
✅ 耐溶剤性の手袋を着用
✅防護服・エプロンを着用
③取り扱い時の注意点
✅ 静電気・火気に注意(引火対策)
✅ こぼれた場合は速やかに拭き取る
✅ 飲食禁止!
などなど調べるとあれこれ出てきましたが、有機溶剤を扱う際はドラフトチャンバーの使用が推奨されています。
特に高揮発性・高毒性の溶剤、長時間の作業では必須となるようです。
適切な風速・換気管理を行い、安全な運用を徹底する必要がありそうです。
安全第一です!!
適切な使い方をし、有機溶剤のリスクを最小限に!!!
使用する薬剤等に合わせて、当社営業より材質などのご提案もいたします。
気になる事、確認したい事等ございましたらお気軽にお申し付けください。
【関連ブログ】
簡単に、ドラフト本体の材質について
特注品は貴商エンジニアリングの強みです!
Instagramも毎日更新で取り組んでいますので、
どんどん覗きに来てくださいね。
花粉が大量に飛んで、悪さをしていますね。
私は毎日目が痒くて、鼻水が大量に出てとてもテンション下がりますが、、、
前向きに頑張っていきましょう!!!!
以上、総務部女子でした。
次回もお楽しみに✨
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