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中小企業経営力強化税制ついて
WRITER:SOUMU
こんにちは!
Rです!
今回はタイトルにある通り
「中小企業経営力強化税制」
上記について制度の概要と認定までの流れについて書きたいと思います。
これから機械設備の導入を検討されている担当の方々是非ご確認下さい!!
【中小企業経営力強化税制】2025年3月31日まで!!
概要
中小企業等経営強化法による認定を受けた計画に基づく設備投資について、即時償却または、税額控除
10%(資本金3000万超は7%)のいずれかの適用を認める措置。
(例)機械設備購入 1.000万円 償却期間7年
上記を例にして解説をすると
従来であれば
減価償却費によって、年間に経費に出来る金額は140万円程度になります。
(1年目140万 2年目140万・・・7年目140万)
ただ今回の中小企業経営力強化税制の利用した場合は以下の様になります!!
【即時償却の場合】
設備購入価格の1.000万円が一括で償却できるようになります。
(1年目 1.000万円 2年目以降 0円)
【税額控除の場合】
設備購入価格の10%が控除対象になるので
購入価格1.000万円の10%の100万が控除対象となります。
(税額控除を選択した際には耐用年数で償却されます。)
(1年目 140万+税額控除100万円 2年目以降 140万)
私の見解としては何もしないよりメリットはあるなと思います!
個人的な見解ですがそれぞれのメリット・デメリットについてお話したいと思います。
【即時償却】
メリットその1
補助金を通じて機械購入を行った場合は補助金が利益として計上されるので
その利益分から一括償却を行い税引き前当期純利益の調整が行える。
メリットその2
事業年度の業績が良かった等の場合は即時償却で一括経費計上して翌年以降の
更なる設備投資などの検討がしやすい。
デメリットその1
利益が出ていないと赤字になる可能性がある。(経費部分がかさむ為)
デメリットその2
トータルで支払う金額は変わらない。
(1年で全て払うか耐用年数にしたがって払うか)
【税額控除】
メリットその1
トータルで支払う税金が減る
(1年目に減価償却と購入価格の10%を控除出来るため)
メリットその2
支出計画が立てやすい
(2年目以降は減価償却されていくので支出の把握がしやすい)
デメリットその1
赤字だと税額控除がそもそも出来ない
デメリットその2
今後も設備投資をしていくと減価償却費がかさむ場合がある
上記はあくまで個人的な見解ですので
どちらが良いかについては会社としての考え方やその事業年度の業績によって変わる要素が多く
どちらかを選択するかは経理部の方や担当税理士さんにご相談する事をお勧めします!!
さて、一括償却、税額控除について説明しましたが、この認定を受けるには国の認定を
貰わなければなりません、、、
認定までの要件についてはここでは書ききれないので以下国税庁が掲載している
サイトをご確認いただけますと幸いです。
上記のサイトを確認すると提出資料としては
「経営力強化計画」
「工業会証明書」
等の資料作成が必要になってきます!
工業会証明書についてはメーカーの捺印等が必要に
なるので取得する際は購入元のメーカーまでお問い合わせ下さい。
以上
経理からの投稿でした!
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