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ステンレスのお話

SOUMU
POSTED:2025.03.31
WRITER:SOUMU

みなさん、こんにちは!
総務部のNです!


今回はステンレスについてお話ししたいと思います!
ドラフトチャンバーの本体に使われる主な材質は、次の3種類があります。
• 塩ビ
• スチール
• ステンレス
これらの材料を工場でよく加工されているのを見かけます。
材質ごとに見た目もそれぞれ大きく違うんですよ!
今回は、その中のステンレスに注目して、その特長や種類について調べてみました。

 

ステンレスとは?
ステンレスは「ステンレス鋼」の略で、鉄をベースにした合金です。
鉄にクロムを10.5%以上添加し、炭素含有量を1.2%以下に抑えた合金鋼のことを指します。
クロムを加えることで、酸化(錆び)しにくくなり、強度も増すという特長があります。
また、英語表記では “Stainless Steel” となり、
“Stain(サビ)less(ない)Steel(鋼)” = 「錆びにくい鋼」 を意味しています。

 

ステンレスの特長
ステンレスには、さまざまな特長がありますが、主なものは以下の4つです。
① 錆びに強い
ステンレスは錆びにくいため、湿気の多い場所でも長持ちします。
そのため、キッチンやバスルーム、海沿いの建物などによく使われています。
② 耐久性が高い
強度が高く、長期間使用しても性能が落ちにくいため、
工業製品、自動車、航空機などの分野でも活躍しています。
③ 美しい光沢
ステンレスは、銀色の美しい光沢を持ち、見た目もおしゃれです。
そのため、デザイン性の高い家具やインテリアにもよく使われます。
④ 衛生的
表面が滑らかで汚れが付きにくく、抗菌性もあるため、
キッチン用品や医療現場などでも幅広く利用されています。

 

ステンレスの種類
ステンレス鋼は、大きく分けて以下の3種類に分類されます。
① オーステナイト系ステンレス
最も一般的なステンレスで、耐食性(錆びにくさ)に優れています。
キッチン用品や家庭用製品によく使われます。
② フェライト系ステンレス
硬くて錆びにくいですが、オーステナイト系に比べると加工が難しいため、
自動車や工業製品に使用されることが多いです。
③ マルテンサイト系ステンレス
強度が高く、刃物や工具などに使われますが、錆びやすいため、
使用場所を選ぶ必要があります。

 

代表的なステンレス鋼「SUS304」と「SUS430」
特にオーステナイト系の代表として SUS304、
フェライト系の代表として SUS430 が、よく使用される金属材質です。

 

SUSとは?
SUS は 「Steel Use Stainless」 の略で、JIS規格(日本産業規格)では
「SUS〇〇〇」の形で表記され、それぞれの番号がステンレスの種類を示します。

SUS304は耐食性・耐熱性が優れていますが、価格が高めです。
一方、SUS430はニッケルを含まないため安価ですが、耐食性は劣ります。
また、SUS304は磁石にくっつかず、SUS430は磁石にくっつくという違いもあります。

 

まとめ
今回は、ステンレスの特長や種類について簡単にご紹介しました。
弊社では、ステンレス製のドラフトチャンバー、スクラバー、作業台なども取り扱っております。
ステンレス製の製品についても、ぜひチェックしてみてください!

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ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

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以上、総務部のNでした!

 

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ドラフトチャンバーに最適な材質選び~本体~

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