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スタンダードクリーンベンチとバイオクリーンベンチの違い
WRITER:SOUMU
みなさんこんにちは!
総務部のNです!
今回はクリーンベンチについてのお話です!
最近はクリーンベンチのご注文を立て続けに頂いており、
クリーンベンチブームです!笑
クリーンベンチとは研究室や工場など様々な分野で使用され、
細胞や微生物を取り扱う際に、外部の雑菌が装置内に入ることを防ぎ、
無菌状態で作業するための装置です。
精密濾過した空気をワークスペースに吹き付けることで
無埃、無菌なクリーン状態に保ちます。
TAKASHOでは、大きく分けてスタンダードクリーンベンチとバイオクリーンベンチの2種類を取り扱っております!
・スタンダードクリーンベンチ
半導体や電子部品、精密機器など様々な分野で無菌である事よりも無埃であることが注目され、工業用途として高度な清浄度が必要とされる製造や検査、試験、研究工程で広く使われています。
・バイオクリーンベンチ
バイオクリーンベンチは無菌操作のために開発されたもので、微生物の取り扱いなどに適したクリーンベンチです。微生物学以外にも組織培養など医療分野で幅広く使われるようになっています。
循環気流を用いて、排気も集塵効率が優れたHEPAフィルターを通して行われるため、菌の外部への飛散を防止します。
さて、この2種の大きく違うポイントを簡単にお伝えします!
①気流
・スタンダードクリーンベンチ
クリーンエアが作業面上部からダウンフローする垂直気流タイプです。天井面よりダウンフローした清浄空気を、前面シャッターより室内へ吹き出す非循環型です。陽圧で外気の流入を防止します。
・バイオクリーンベンチ
天井面よりダウンフローした清浄空気を、作業面スリットから吸込み循環します。
強制循環排気式ですのでワークスペースから外部への塵埃の流出を防止します。
②付属品
クリーンベンチには、標準装備でコンセントとPAOノズルが付属しています。
さらに、バイオ型にはガスバーナーと殺菌灯が付属します!!
以前、スタンダードクリーンベンチのお見積りを提出した時に
「オプションでガスバーナーと殺菌灯を付けたいです!」
というお客様がいました。
スタンダードクリーンベンチにオプションを付けるよりも、
ガスバーナーと殺菌灯が標準装備されているバイオクリーンベンチの方が
価格的にも抑えられる為、そちらをご提案させて頂きました!
お客様のご要望も様々ですので、
作業内容、作業環境や設置場所などから
最適なご提案が出来るよう
TAKASHO一同、一生懸命に対応いたします!
お問い合わせはこちらから!
以上、総務部Nでした!
〈関連ブログ〉
TAKASHO製クリーンベンチについてご紹介します!
当社製品のクリーンベンチのご紹介
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